お祝いといえば!

『退職・退官祝い』

「退職」「退官」どちらも仕事を辞めることですが、退官ってあんまり聞かないですよね。


 退官(たいかん)とは、官職を退くこと


 官職というのは国家公務員に割り当てられる一定の職務のこと。
責任をもって占める地位のことで、日本では主に行政府、司法府の常勤職員及び
非常勤職員に対して用いられるそうです。


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 かつては一般の公務員に対しても用いられる
正式な法令上の用語だったそうです。


 現行の公務員法制の元では退職、辞職などと言うそうで、
裁判官などの例外を除いて、退官とは言わないそうですよ。


退職とは?


 退職(たいしょく)とは、就業していた労働者が、その職を退き労働契約を解除すること


 『定年退職』『自己都合退職』『懲戒退職』など色々なケースがあります。


 結婚に伴い退職する場合「寿退職」「寿退社」などと表現する場合も。
女性が会社を辞めるなら、一番祝福されて辞められるケースです。


 今は結婚しても出産しても仕事を続ける人が多いので、昔ほど多くはないですけど、
寿退社って言う響きに魅力を感じていた人も、少なくはないんじゃないでしょうか?


贈る時期


 退職祝いを贈る時期ですが、身内であれば退職日の当日に渡してもいいでしょう。
家族や親戚の間でお祝いの食事会などを行う場合は、そのときに渡すのがベストです。


 社内である場合は定年、退職とも決定を確認後、遅くとも1、2週間以内に贈ります。


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 一般的には部課単位や同僚、有志などが歓送会や送別会を催したりして、
お祝いの品などを贈呈しますが、直属の上司や先輩にあたる方であった場合など、
自分自身大変お世話になっていたと思う相手の場合は、
個人的に贈り物をしても構わないそうです。


 会社絡みで何か品物を贈る場合は周りと足並みを揃えたほうが無難ですが、
最後に感謝の気持ちを伝える退職祝いに限っては、右に習えでなくても良さそうです。


 最後にしっかり感謝の気持ちを伝えることは大事ですよね。


定年退職祝いに贈れる物。


 退職祝いの場合も目上の方にお金を贈ることは失礼とされ、本来は贈答品が最適ですが、
最近は金封も贈られています。その場合も金封だけじゃ味気なさ過ぎるので
何か気持ちとしてプチギフトを付けて贈る方が良いと思います。


 水引にもモチロン決まりがあります。
のし紙、金封ともに、水引は紅白の蝶結び(花結び)が基本です。
金封には、あわび結び(あわじ結び)も使えます。


水引きの種類っていろいろありますが・・・


 蝶結び(花結び)は、何度くりかえしてもよいお祝いに使われます。


 結び目が簡単にほどけ、さらにもう一度結びなおすことができることができるからと言われます。
「両輪結び」とも呼ばれていて、出産・進学・入学などお祝いごと全般に使えますが、
「何度も繰り返す」という意味があるので、婚礼祝いには適しません


 あわび結び(あわじ結び)は結びきりの一種で、
中部地方以北では結び切りの変形として扱われ、
「何度もあってはならないこと」に対してのみ用いられます


 明治以降に考案された結び方で、水引の色を使い分ける事で慶弔ともに用いる事が出来る為、
水引の中で最もよく使われている結び方です。


 左右の輪が互いに結び合い、
両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれることから、
末永くおつき合いしたいという意味をもつものなんだそうです。


贈るのに向かないもの。


 プレゼントにも贈っていいもの、悪いものがあります。


 退職祝いのプレゼントとして、下着を中心とした、
「下に身に着けるもの」はNGとされています。


 とくに上司や先輩にあたる人には避けた方がいいでしょう。
サイズや好みもありますしね。靴下も避けたほうがいいそうです。


 割れやすいものや、壊れやすいものも避けた方が無難
グラスや花瓶、食器類はやめておいた方が良さそうですね。
 いいモノを沢山持ってみえるかも知れないし。


好まれても不向きなものって・・・


 定年退職であれば相手が年配の方という場合も多いので、日本茶が好きな人も多いでしょう。
しかし日本茶は、香典返しなど弔事に使われることが多い品。
いくら日本茶が好きな人でも、お祝いの品としては不向きと言われているそうです。


 女性限定になりますが、櫛(くし)も良くないそうです。
「くし」はその名前から、「苦」「死」を連想させるとして縁起の悪い品とされています。


 ハンカチはプレゼントの定番の一つかと思いますが、ハンカチは漢字で書くと「手巾(てぎれ)」
これが手切れや縁切れを連想させるため、選ばないほうが無難とも言われています。


 避けたほうがいいといわれるものをあえて選ぶことはないと思いますが、
贈る相手が希望するものであれば、それを選んでもOKなんだとか。
 ホント贈り物って難しいですよね。


女性向の贈り物。


 定年退職した後って、仕事一筋にやってきた男性より
家事も育児も両立させてきた女性の方が元気だったりしますよね。


 女性は強いなんていわれますけど、いろんなことを細腕で賄ってこれば
強くもなれるってもんじゃないですか?


 定年退職の女性が相手の場合は、今後の生活に使えるアイテムを贈ると喜ばれるそうです。


充実した毎日のお手伝い。


 定年退職の頃には子供さんは独立しているでしょうし、となれば
仕事、家事、育児、と三本立てでやって来た毎日が
趣味、家事中心になって毎日が超充実!下手するとお勤めしていたときより忙しいかもしれません。


 贈る相手の趣味がわかっている場合は趣味にあった品物を贈ると喜ばれます
その趣味に使えそうなものをプレゼントすると、実用的で良いんじゃないかと思います。


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 たとえば、ガーデニングが趣味の方なら、おしゃれなじょうろや植木鉢など。
料理が好きな方ならキッチングッズなどをプレゼントすると喜ばれるでしょう。


 ほかにも部屋に飾れるインテリアグッズや、お風呂で楽しめるバスグッズなども良さそうです。
オシャレで便利なものが数多く売られていますからね、選ぶのに迷ってしまいそうですね。


長く活用できるものも良い。


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 旅行が好きな人に軽量素材で出来たスーツケースとか。
旅のお供にオシャレなショルダーバックとか、思い出を残せる小さなデジカメとか。


 ほかにもお酒が好きな方だったらワイン、お洒落に気を使う方ならアクセサリーやジュエリー、
化粧ポーチなど。


 カタログギフトだと好きなものを選んでもらえるし、スタンダードな花束
人気の退職祝いプレゼントなんだそうです。


 花束のかわりに、長期間飾って楽しめるプリザーブドフラワーもおすすめです。
相手が何を好きなのか見極めて、ピタッとはまるものを贈れるといいですよね。


人気がある商品もある。


 退職祝いの贈り物ランキングでよく上位に上がっているのが、
旅行券、商品券、腕時計(時計)、パソコン関係、デジタルカメラ、ギフトセット、美術品、
花束やフラワーアレンジメント、アナログなものでは寄せ書きや色紙など。


 最近人気があるのが温泉やレジャーなどの旅行券です。
エステの体験チケットも男女を問わず人気があるそうです。


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 退職した後にゆったり楽しめる旅行はやはり好評で、
自由に行き先を選べるカタログギフトも人気があるそうです。
やっぱりどうせ行くなら自分の行きたい所に、行きたい時期にって思いますよね。


まだまだ現役!


 定年といっても昨今の方々は若々しいですよね。


 次の職場や仕事が決まっていたり、そこから第二の人生を展開される方も多いので、
これからの暮らしに活かしてもらえるような生活応援グッズ的なものが大いに喜ばれると思います。


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 早期退職などの特殊な場合を除いても、現在の「定年退職」という制度では
60歳という年齢で一旦線引きがされます。


 2012年現在、60歳から65歳に徐々に引き上げつつある段階ですが、
日本の平均寿命が男性が79歳、女性が85歳といわれています。


 そこからあと20年近くはある第二の人生の始まりを、心をこめてお祝いしたいものですね。


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