「お返し」は日本文化!?

『出産内祝い』

 慶びを、たくさんの人と分かち合いたい気持ちを
物に託したものが「内祝い」。


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 内祝いの「内」とは「家」のことをいい、
以前は自分の家のお祝い事の時に、慶びを「おすそ分けする」という意味あいで
お祝いをいただかなくても周囲の人に品物を贈っていたんだそうです。


 現在の内祝いは、出産祝いに対するお返しの意味と考えるのが一般的。


 地域によっては、
お祝いを頂いていないご近所にもお菓子やお赤飯を持参する所があるそうです。


 住む地域によってしきたりがあったりするので、
お腹が大きいうちに確認しておくと良さそうですね。


産んだあとは忙しい!


 出産から産後100日までは、赤ちゃんの為のイベントがめじろ押しです。


 出産後のお母さんは、慣れない赤ちゃんのお世話だけでも忙しい上に
母体の体調もまだ回復しきってはいません。


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 赤ちゃんの育児は24時間勤務のようなものですからね、
最初のうちは体力的にも結構きついハズ。


 母体が順調に回復しても、
赤ちゃんのご機嫌によって外出できたり、できなかったり。


 産後というのは思いもよらないイレギュラーな事がたくさん起こったります。


 出来る事なら身軽な妊娠中に、内祝いのカタログチェック品定めをしたり、
お返しの贈り先の住所整理
をしておくと、後々大変な思いをしないで済みます


贈る時期


 内祝いを贈る時期は生後1ケ月前後
だいたいお宮参りを目安に贈るのが一般的です。


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 遅くても生後2カ月になる前には贈りましょう


 贈り先になにか不幸があった場合は、どの時期に贈ろうか迷ってしまうところですが、
「内祝い」は赤ちゃんの名前のお披露目という意味合いがあるので、
そんなに気にしなくてもOKなんだそうです。


 それでも気になるというのであれば、お葬式のすぐ後ならば少し間をあけて、
四十九日が過ぎたころに贈るといいそうです。


 内祝いは、いただいたお祝いに対するお礼の気持ちで贈るものなので、
内祝いを贈る相手が喪中でも、マナー違反にはなりませんが、
喪中は忙しい時期でもあり、相手の方の気持ちもそれどころではないかもしれません。


 お悔やみの気持ちを一言添えて贈るとか、
表書きを「内祝い」とするところを「御礼」という言葉に代えて贈れば、
チョッとだけ相手の気持ちに寄り添った贈り物になると思います。


相場は?


 お返しの金額の相場は、
親戚や目上の方からいただいた場合や高額な場合は3分の1程度、
友人や知人は半分に相当するものを品物でお返しするのが一般的。


 紅白の蝶結び(花結び)の水引にのし付きが基本です。


 表書きは「御祝」もしくは「内祝」で、
生まれた子供の名前をのし紙の中央下に書き入れます。


 お祝いをいただいたらお返しを贈るだけでなく、
「ありがとう」の感謝の気持ちを込めて、
お礼状も一緒につけましょう。


 ちょっとした心遣いのある贈り物って、受け取る側も嬉しいものですから。


心のこもった贈り物を。


 赤ちゃんの名前のお披露目の意味でもある内祝いなので、
のしに名前を書くだけでなく、
名前の由来などをひと言加えたメッセージカードを
一緒に贈ってみてはいかがでしょう?


 素直に読めなさそうな名前である場合は、
ふりがなを振っておく事をオススメします。


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 最近の赤ちゃんは読み方が難しい子も多いので。
せっかくの名披露ですからね。


 特に親戚や親しい友人には、
写真つきカードで赤ちゃんのお披露目をしてもよさそうです。


人気の商品は?


 内祝いによく選ばれているものと言えば、
赤ちゃんの両親の同年代の人にはおしゃれなアイテムが人気。


 「自分では買わないけれど、もらったらうれしいもの」が喜ばれるそうです。


 たとえば、ブランドやナチュラル志向のもの。
スイーツや紅茶などの食品類も人気があるそうです。


 いつも買うものよりチョッといい商品を選んでも喜ばれそうですよね。


贈る相手にあった商品選び。


 独身の方へ贈るもので人気なのはおしゃれな生活雑貨など。


 デザイナーズアイテムなどブランド志向のスイーツ
食品類が人気なんだそうです。


 ただし食品を贈る場合、
実家住まいか一人暮らしかによって喜ばれるものも違ってきますから
確認してから品物を選んだほうが賢明です。


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 育ち盛りの子どものいるファミリーに贈るなら、オススメは生活消耗品
洗剤タオルなど、いくらあっても助かるモノが喜ばれるんだとか。


 天然素材の飲料やスイーツなども喜ばれる定番ギフトなんだそうです。
形として残るものより、実用的な消耗品が選ばれているようです。


相手の好みなどが分からない場合は・・・


 普段あまりお付き合いのない親戚や、
会社関係などは相手の好みや性格がわかりません。


 一番気を使う選びにくい相手ですよね。


 こんな場合は定番ギフトが無難。


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 普通なのはつまらないと言えばそれまでですが、
失敗も少ないですよね。


 たとえば、健康志向の食用オイル、紅茶やコーヒー、
石鹸、洗剤、タオルなどの実用品。


 たくさんのアイテムから自由に選べるカタログギフト
ハズレる事が少ないですね。


 好きなものをじっくり選んでもらえるし。


チョッといいものが喜ばれます。


 贈る相手によって品物を選んだ方が良さそうな内祝いですが、
最近の出産内祝いの人気商品は「消費材」。
 特に食べ物、飲み物が1番人気のようです。


 そこら辺では買えない美味しいものって、やっぱり嬉しいですよね。


 次が消費材の洗剤、石鹸類。 その次が定番のタオル類となっているそうです。


 最近人気が出てきているのが赤ちゃんの体重と同じだけの重量のお米。
毎日食べるものだし、簡単に傷むものじゃないから喜ばれそうですよね。


「名いれ」とは?


 内祝いの商品には「名いれ」されたものが多くなっています。


 贈り物などにする品物に、
会社や個人の名前を入れることができるこのサービス。


 商品のパッケージだけじゃなくて、
カステラとかクッキーにそのまま名入れしたり、
タオル類に刺繍が施されたり。


 人と同じじゃない商品を贈れるためのサービスもあるので、
上手に利用できるといいですね。


贈っちゃいけないもの


 内祝いを贈る場合も、
目上の方に対しては現金を贈るのはタブーとされています。


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 金額が分かる商品券も避けたほうがいいでしょう。
それ以外であれば特にタブーがあるわけじゃない出産内祝い。


 子供の名前を披露出来るこの機会に、贈る相手の事を思いうかべながら
他の人とはチョッと差の付く内祝いを用意できたらいいですよね。


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