「お返し」は日本文化!?

『結婚内祝い』

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 結婚内祝というのは、
お祝いを頂いた方で披露宴に招待できなかった方に対して贈る贈り物


 披露宴の招待客には、当日の引き出物がお祝い返しとなります。


 頂いた金品相当額に対して、
半額程度のお返しの品を挙式後1ヶ月以内に贈るのが一般的
といわれています。


 最近の内祝いはお世話になった度合いに合わせて、
贈り分けることが主流になってきているそうです。


手渡し出来れば一番ですが・・・


 結婚内祝いというのは、
本来相手方を訪ねて手渡しするのが礼を尽くした贈り方


 でも遠方だとそうもいきません。
そういう場合は宅配便で送って支障ありませんが、
できれば挨拶状ぐらいは添えたいものです。


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 礼節を重んじる場合は挨拶状を先に郵送し、
結婚内祝いを送る旨を予め伝えた上で、送付するのが申し分のない贈り方です。


 実際には挨拶状は品物に同梱先触れ無しで送ってしまう方が圧倒的に多いようですが・・・
特に目上の方に贈る場合は、きちんとした手順を踏んだほうが好印象です。


礼状を書くといっても・・・


 お礼状の書き方としては様々な文面がありますが、
「お祝いへの感謝の気持ち」「無事結婚したことのご報告」
「お祝いを役立てているというご報告」「これからもよろしくお願いしますというご挨拶」
といった内容で。


 「お礼の品(内祝い)を同封しますので、ご笑納ください」といった書き方も定番です。


 笑納(しょうのう)というのは
「つまらない物ですが笑ってお納めください」という気持ちを込めて用いる語。
 この場合は「わらいおさめ」とは読まないようです(笑)


決まりごとがいろいろあったりします。


 目上の方へのお礼状は、粗相のない内容を心がけましょう。
基本的なところでは便せんは縦書きのものが好ましいとされます。


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 頭語には「拝啓」、結語には「敬具」を使い、時候の挨拶を織り交ぜます。


 謝意を伝えたり、ご報告するにあたっての言葉遣いは千差万別ですので、
自信がない場合は文例集なども参考にしてみましょう。



 書きなれない言い回しの文章を、粗相のないように書き上げるって難しそうですよね。


まるで国語の授業みたいですが・・・


 お礼状を手書きするのであれば、『自分達』を表す言葉(「私ども」など)は
なるべく行頭に来ないよう、書き方に気をつけましょう。


 文頭でこの言葉がくる場合はわざと行頭を空け、行末から書き出すこともあります。
同じように、お相手を表す言葉もなるべく行末に来ないようにしたいものです。


 「お相手が上、自分が下」って覚えておくと良さそうですね。


 形式ばった礼状ではなく、相手に合わせた内容で書くのも可とされています。


 友達に贈るのに「拝啓・・・」から始めたりしたら、正式には間違っちゃいませんけど
もらったほうはビックリしますよね。


 自分らしい一言を添えるのも良いそうです。


まずは感謝の気持ちを伝えましょう。


 お祝いを頂いた場合、お礼状を書いて送付するよりも先に
まずはお礼の言葉を伝えましょう。


 内祝いをどうしようか考えるよりも前に、まずは感謝の気持ちを伝えないと。


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 直接いただいた場合はもちろんその場でお礼を伝え、
配送などで受け取った場合なら先方へ早めに電話をするなどして、
感謝の気持ちを伝えます。


 少しでも早く「無事に届いた」と贈り主に安心してもらうことも大事ですよ。


連絡方法は相手によって変えてみる


 早めに連絡する方がいいからと、メールでお礼を伝える場合もあるかとは思いますが、
メールでの連絡は礼儀にかなったものではないと見る向きもあります。


 「最近の若いもんは・・・」なんて言われてもいい気分がしないでしょうから、
普段からメールで連絡を取り合うような、ごく親しい相手以外には
メールでのお礼の連絡は控え、
時間を見計らって電話を入れたりする方がいいかもしれません。


包み方にまで決まりアリ!


 お祝いの品の包み方にも決まりがあります。


 のしありの水引は金銀または紅白の「結び切り」で、
「真結び」「あわび結び」が基本です。
 水引を略してのし紙だけでも良いそうです。


 お店で手配すればまず間違うことはありませんが(間違うなんてあっちゃいけません)
お祝いだけど、何度あってもいいお祝いじゃないので
自分で用意するときは、使う水引にも注意が必要です。


 上段は「寿」か「内祝」とします。
慣例では下段には両家の姓を〇〇家、〇〇家と並べて書き入れて、連名で贈りますが、
最近では新郎・新婦の名前のみを書き入れることもあります。


贈って喜ばれるもの


 贈るものとしては個性的なものではなく、
いただいた方が普段使いできる
実用的なものが喜ばれているそうです。


 披露宴の引き出物と同じものを贈ってもかまわないそうです。


 例えば、シンプルかつ使う人次第で多目的に使える、
食器やインテリア雑貨。


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 定番のタオルや石鹸でも、
より素材にこだわった上質なものがよく選ばれるんだとか。



 5,000円ぐらいまでの結婚内祝いなら、タオルセットのような日用消耗品、
日持ちする食品詰合せ、美味しい洋菓子や紅茶のセットなどが良さそうですね。


もらって困るものは贈らない


 よく見かける二人の名前や結婚日が刻印された品物は、
置き場所に困る、使えないと不評の事が多い
そうです。


 引き出物にもそういうのがあったりしますよね、
使えないまま仕舞い込んじゃったり、
そのままリサイクルショップ行きになっちゃったり・・・


 名前が付いてたりすると、
使い道がなくても簡単に処分しちゃいけない気にもなりますよねぇ。


 どうせ贈るなら自己満足ではなく、相手の事を考えて贈るものを選びたいですよね。
自分がもらって困るものは選んじゃいけません。


タブーとされる品は避けましょう。


 贈らないほうが良いとされる物もあります。


 刃物は「縁を切る」ことを連想させるので、
お祝いごとには不向きとされることが多いようですが、
「未来を切り拓く」として、あえてお祝いに用いる地方もあるようです。


 地域のならわしを知っておくことも大事ですね。


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 現金でいただいたお祝いのお返しに商品券を差し上げるというのも
あまりにも金額がわかり過ぎてしまうという点からふさわしくありません。


 もらったのでお返ししておくという感じがして、
あまり感謝の気持ちが伝わらないですよね。


 お茶も弔事に使われることが多いので、
お茶が好きな方にこだわったお茶を選ぶならともかく、
内祝いにはあまり使われないそうです。


もらって嬉しいものを


 親族や目上の方に贈る内祝いはキチンとしたものを用意しますが、
友達や同僚への内祝いは憧れのブランドの小物や雑貨、有名店のお菓子など
「自分で買う機会は少ないけれど、もらうとうれしいものを用意してもいいそうです。


 普段からどんなものが好きなのか知っておくと、
気の利いた内祝いが用意できそうですよね。


 複数の同僚からまとめてお祝いをもらった場合などは、
小分けにしたお菓子のように「1人ずつにそのまま配れる」ものを用意するといいそうです。
 誰かに分けてもらうという手間をかけさせてしまうのは、あまりよくないですからね。


カタログも人気です


 内祝いとして最近一般的になってきているのは
やはりカタログギフト


 沢山ある商品の中から自分が欲しいと思うものを選んでもらえるので
こちらが品物を選ぶよりハズレが少ないかもしれません。


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 同じくカタログで「グルメカタログ」も人気があるそうです。


 グルメだけに特化されたカタログなので、選ぶのに迷ってしまいそうな品揃え。
取扱商品も違っていたりするので、どのカタログにしようかを迷ってしまいそうですね。



 せっかくの内祝い、
品物だけを贈るのではなくて、メッセージも添えて贈れるといいですね。


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